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第46回ダンロップフェニックストーナメント
開催のお知らせ

今年で46回大会の開催を迎える『ダンロップフェニックストーナメント』(主催:住友ゴム工業<代表取締役社長:山本悟、本社:神戸市中央区>、フェニックスリゾート<代表取締役 社長執行役員 松永裕文、本社:宮崎県宮崎市>、毎日放送<代表取締役社長:三村景一、本社:大阪市北区>)は、11月17日(日)~24日(日)をトーナメントウィークとして宮崎県のフェニックスカントリークラブを舞台に開催いたします。

大会には国内外84名のトッププレーヤーが集い賞金総額2億円(優勝賞金:4,000万円)をかけて熱戦を繰り広げます。国内勢のエントリーに先駆けて海外からの招待選手が決まりましたので発表させていただきます。

まず初めに、今年の全米オープンで大会3連覇を狙うブルックス・ケプカを破り、初のメジャーチャンピオンに輝いたゲーリー・ウッドランド(35歳)の出場が決定いたしました。ウッドランドの出場は2011年大会以来8年ぶり2回目となります。

さらに先日のセーフウェイオープンでツアー2勝目を挙げたキャメロン・チャンプ(24歳)が出場します。チャンプは米ツアーNo.1の飛ばし屋であり昨シーズンのサンダーソンファームズ選手権でも優勝を飾っています。 今年6月に大学を卒業し、わずか9試合の出場でバラクーダ選手権に優勝した新人のコリン・モリカワ(22歳)、ウェルズファーゴ選手権優勝のマックス・ホーマ(28歳)、プエルトリコ・オープン優勝のマーティン・トレイナー(28歳)、そしてPGAカナダ(マッケンジーツアー)で2勝を挙げて来季からコーンフェリーツアー(旧ウェブドットコムツアー)に昇格するジェイク・ナップ(25歳)と有望なプレーヤーたちの参戦が決まりました。

ディフェンディングチャンピオンの市原弘大ら日本ツアーメンバーの出場に関しては、今後のリリースの中で改めてお知らせいたします。

なおテレビ放送については、MBS発JNN系24局ネットにて11月23日(土)、14:00~15:54、11月24日(日)15:00~16:54の日程で全国放送を予定しています。

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今大会の見どころ
全米オープン覇者のゲーリー・ウッドランドは飛ばし+小技のオールラウンドプレーヤーに進化

2011年大会に参戦した当時のウッドランドは飛ばし屋として知られた選手(310.46ヤードで5位)でした。もちろん今でも十分に飛ばし屋(308.2ヤードで13位)ですが、そこには大きなプラスの進化がありました。それはメジャーチャンピオンになるために必要なことでもあったのです。「このままではツアーで少し活躍しただけで終わってしまう、小技を磨かなければ」と決意したウッドランドは技の習得に取り組んできたのです。

そのおかげで全米オープンの時には「ショートゲームには自信があるよ」と話すほどで、最終日の17番ホールでも見事なアプローチを見せて勝利をたぐり寄せています。「シーフードを食べない私にとって世界で最高ランクの宮崎ビーフがもらえるこの大会は、とても勝ちたい試合です」と全米オープンチャンピオンが大会制覇、そして副賞の宮崎牛一頭に早くも狙いを定めています。

今年のメジャーチャンピオンは全てダンロップフェニックス出場者

今年のメジャーチャンピオンは全てダンロップフェニックスに出場した選手たちです。マスターズで復活優勝を飾ったタイガー・ウッズは、2005年、2006年と大会を連覇、合計4回の出場を果たしています。全米プロを制したブルックス・ケプカは2016年、2017年と大会を連覇するなど3回出場しています。全米オープン覇者のゲーリー・ウッドランドは、2011年に出場(35位タイ)しており、今回が2度目の出場となります。そして全英オープン優勝のシェーン・ローリーは2009年と2011年に出場し、いずれも3位タイの成績を残しています。

マスターズ
タイガー・ウッズ 出場4回(2002年、2004年、2005年、2006年)
全米プロ
ブルックス・ケプカ 出場3回(2016年、2017年、2018年)
全米オープン
ゲーリー・ウッドランド 出場1回(2011年)
全英オープン
シェーン・ローリー 出場2回(2009年、2011年)

タイトルホルダーとして注目を集めて参戦する選手も数多くいますが、実はダンロップフェニックスには、スターの原石のような選手達の参戦も多いのです。大会参戦後にメジャータイトルを獲るなど、中長期的なスパンで見守ってもらうと面白いと思います。

世界一の飛ばし屋・キャメロン・チャンプに注目!

今世界で最も飛ばす選手として注目される選手がいます。身長こそ183cmですが、細身の身体のどこにこれだけの力を秘めているのか。2018年のウェブドットコムツアー(現:コーンフェリーツアー)のドライバー平均飛距離で1位となる343.1ヤードを記録すると、その後参戦したPGAツアーでも2018-19シーズンの平均飛距離で317.9ヤードを記録して1位、その飛距離は観るものを圧倒します。

チャンプが飛ばせる理由は、柔軟な身体とバネのある筋肉を持っていると言うこともありますが、バックスイングで右の肩甲骨が見えるほどの強い捻転があげられます。ダウンスイングでは手とクラブの角度が90度になるほど強いタメを作り、ハンドファーストをキープしたままインパクトを迎えます。ハンドファーストでスイングしながら左手のコッキングがほどけないことで、ボールとの角度が付いた強いインパクトをすることが出来るのです。このスイングを実現しているのが左股関節を軸とした強烈なヒップターンです。ここでのヒップは尻のことではなく、腰あるいは股関節を指します。

ダンロップフェニックスにはこれまでも飛ばし屋と言われる選手たちが数多く参戦してきましたが、チャンプはレベルが違います。さらに新シーズンに入り早くもセーフウェイオープンで優勝を飾るなど絶好調での来日となります。1オンが狙える13番ホール(パー4)は、果たしてどのクラブで攻めてくるのでしょうか。他の選手が刻むホールもドライバーで狙ってくるのでしょうか、興味は尽きません。

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