半世紀の歴史を刻んだ『ダンロップフェニックストーナメント』(主催:住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送)は今年、新たな半世紀に向けての第一歩となる第51回大会を迎えます。会場は今年も宮崎県のフェニックスカントリークラブ。11月14日(木)から17日(日)まで4日間の日程で、国内外84名のトッププレーヤーが賞金総額2億円(優勝賞金:4,000万円)をかけて熱戦を繰り広げます。
この度、エントリー手続きが締め切られ、大会出場選手が決定しましたので発表いたします。
まず、2014年の本トーナメントチャンピオンである松山英樹の出場が決まりました。松山は、今年のパリ五輪で日本男子ゴルフ界史上初の銅メダルを獲得する快挙を成し遂げると、PGAツアーのレギュラーシーズンのポイントレースを上位で終えた選手による年間王者(フェデックスカップ)を争うPGAツアーのプレーオフシリーズ第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」で、日本人初の優勝を飾りました。この優勝で今シーズン2勝目、同ツアーでのアジア勢最多優勝記録を「10勝」に更新。シーズン獲得賞金が1,000万ドルを超えて賞金ランキングは3位、最後まで年間王者争いも繰り広げるなど、改めて世界トップクラスの実力を示してくれた1年となりました。
松山の本トーナメント出場は、2年連続10回目。2014年以来の2勝目がかかります。
海外招聘選手は先日発表させていただきましたアクシャイ・バティア、テイラー・ペンドリス、マックス・マクグリービーの3名。日本ツアーからは昨年の50回記念大会で大会史上初のアマチュア優勝を果たしてプロ転向した杉浦悠太がディフェンディングチャンピオンとして宮崎に凱旋します。今年は「日本プロゴルフ選手権」を制するなどの実績を積んでおり、さらにスケールアップした姿を見せてくれそうです。
このほか、賞金王を争っている平田憲聖や金谷拓実(2020年優勝者)、今年の日本オープン覇者の今平周吾(2019年優勝者)、昨年2位タイの蟬川泰果や今季初勝利を挙げた米澤蓮、幡地隆寛、小木曽喬ら国内ツアーを盛り上げて来た選手が勢ぞろいします。ツアーも終盤、熾烈な賞金王レースにも注目です。米PGAツアー下部のコーンフェリーツアーで優勝し、来季のPGAツアー昇格も決めた大西魁斗も参戦。今年6月に2年ぶりの通算19勝目を挙げた石川遼は14回目の出場で大会初制覇を目指します。
また、8月に開催されましたABEMAツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」優勝の黒川逸輝、同トーナメントベストアマで今年の「日本アマチュアゴルフ選手権」を大会最年少の15歳で制したアマチュアの松山茉生が主催者推薦で出場します。昨年は同トーナメントをアマチュアで勝った杉浦が主催者推薦を得て出場し、頂点にまで駆け上がりました。
今年はどんなドラマが待っているのか。熱戦の模様は、MBS発JNN系24局ネットにて11月16日(土)14:00~15:54、11月17日(日)13:00~14:54の両日とも生中継で全国放送を予定しています。どうぞ楽しみにお待ちください。
ワールドゴルフランキング7位/FEDEXランキング9位
1992年2月25日生まれ(32歳)
身長:181cm 体重:90kg 出身地:愛媛県
通算勝利数:18勝(PGAツアー10勝/内メジャー1勝、日本ツアー8勝)
メジャー優勝:2021Masters Tournament
日本ツアー賞金王(2013)
2024パリ五輪 銅メダル
2024年成績:$ 11,257,969(3位)
今季の主な成績:The Genesis Invitational 優勝、
FedEx St. Jude Championship 優勝
※ワールドゴルフランキング、FEDEXランキング、戦歴は2024年11月4日現在
★DPT 2年連続10回目の出場/最高位:優勝(2014)
【出場にあたってのコメント】
「今年もダンロップフェニックスに出場できることをとてもうれしく思います。歴代優勝者としてだけではなく、オリンピックのメダリストとしてフェニックスCCをプレーすることの重みをしっかりと噛みしめながら優勝という形で日本のゴルフファンの皆様に感謝の気持ちを届けたいと思いますのでぜひ会場でのご声援をよろしくお願いします」